蕁麻疹（じんましん）(Urticaria or Hives, Nettle rash)

 

しばしばアレルギー反応によって引き起こされる。ミミズ腫れや毛細血管の過度な拡張によって引き起こされるピンク色のミミズ腫れが特徴である。強いかゆみを伴う。患部の掻き痕から細菌が侵入することによって二次的な感染症を引き起こすこともある。

 

アレルギー反応はマッサージ自体やマッサージ時の媒体（オイルやクリーム）等で誘発されることもある為、セラピストは問診の段階で相手にアレルギーがあるかどうかを明確にしておくべきである。

 

＜参考＞

 

          

アレルギー反応（Allergic reactions）

 

 皮膚が何かによって刺激されたとき、その防御反応としてヒスタミンを産生する。これによって皮膚の赤いシミのような斑点や涙ぐんだり、しみたような目の感覚、痒み、膨れや鼻水などが引き起こされる。アレルギー反応の程度は個々の生体反応によって異なる。

 

アレルギー反応はマッサージ自体やマッサージ時の媒体（オイルやクリーム）等で誘発されることもある為、セラピストは問診の段階で相手にアレルギーがあるかどうかを明確にしておくべきである。

＜参考＞

 

          

体部白癬 (Tinea corporis, commonly known as ringworm)、足白癬(Tinea pedis, commonly known as athlete's foot)

 

菌が皮膚などの角質部分に付着し繁殖することによって生じる感染症である。体部白癬は体のどの部分にも起こりうる。足白癬は水虫ともいわれ、おもに足部にみられる。

 

強い感染力をもつ。

＜参考＞