F1ヨーロッパGP 決勝

今年のヨーロッパGPはまれに見る大混乱のレースでした。前日のハミルトンのクラッシュも何かの前兆だったのかもしれません。

スタート直後からの大雨でまともに走れる状態ではなくなり、各車とも一斉にピットインしてレインタイヤに履き替えたのですが、雨が強すぎてそれでもまともに走れない状態。注目のライコネンはピットインに挙動を崩してピットロードに入れず・・・。順位も3番手まで落としてしまいました。その後1コーナーで何台もの車が面白いようにコースアウト。結局赤旗で一時中断となりました。

しばらくしてレース再開。面白いことにスタート直後のドタバタ劇でいつのまにかスパイカーが1位になってました。まぁ、その後すぐに抜かされましたけど。そしてマッサを先頭にアロンソ、ライコネンと続きます。途中、ライコネンがアロンソを激しくプッシュする場面も見られたのですが、ライコネンが突然スローダウン！そのままリタイアとなってしまいました・・・。残念・・・というか落胆です。それにしてもライコネンはこのサーキットととことん相性が悪いですねぇ。その後しばらくはトップが入れ替わることもなくレースがすすんでいったのですが、残り8周の時点で再び雨に・・・。各車とも再びレインタイヤに履き替えてピットをあとにします。このときからフェラーリとマクラーレンの戦闘力が逆転。あれよあれよというまにアロンソはマッサに追いつきオーバーテイク！最後の最後でアロンソが勝利を手にしました。

個人的にはひいきにしているライコネンがリタイヤしてがっかりしましたが、レース自体はかなりおもしろかったです。久しぶりにはじめから最後までドキドキしながら観戦できました。