指導・育成のもどかしさ

連休明け初日。案の定、仕事のリズムに乗り切れずグダグダでした（汗）そして自分の業務以外にも新人の指導に追われてました。ちなみに俺の思う指導とは、知識や正解を教えるのではなく、自己にてそこまでたどり着くことができる考え方を身につけるってな感じ。どちらかというと人材育成ですかね。

職業柄、人を相手にするので、ある特定の人に対する正解を教えてもそれが他の人に当てはまるかはわかりません。かといって教えてばっかりだといつまでたってもきりが無い。なので正解へとたどり着くような発想を身に付けてもらおうと。まぁ、そういう俺も大した事ありませんが・・・。そこは無視する方向で（笑）

そこでまずは基本的な知識を知っていないと話にならないので、課題を出しました。テーマは『股関節の機能解剖』。簡単にプレゼンしてもらったところ、案の定、教科書に載っている単語を暗記しているだけ。理解してイメージできてません。

そして実際の臨床でもどうもはがゆい。不慣れな上に緊張もしているのだろうが、必要なことが抜けていたり、時間がかかったり、あまり重要でないことをやってたり。俺が新人のときもそうでしたが・・・。

どちらも俺がやったり、正解を教えるとはやいんでしょうけど・・・。それでは考え方は身につかない。少しずつ課題をだして妥当な方向へ考察がすすんでいくように仕向けながら自己学習していってもらいます。

しつこいようだが、はがゆい。時間はかかるし、労力もかかるし。忍耐ですね。