『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』

大ヒットしてドラマ化もされた「夢をかなえるゾウ 」の続編である「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神 」を読みました。っといっても読み終えたのは3カ月ほど前なので話の内容はちょっとうる覚えですが・・・。



今回は、脱サラしてお笑い芸人を目指す若者のもとにガネーシャが現れて、コント大会で優勝を目指すという契約を結びます。そのコント大会には何故かその他の偉大な神々も他の人間とコンビを組んで参加しているのですが、そこには神なりの都合があったわけです。っといった感じで、相変わらず自分の都合が優先のガネーシャなわけですが、今回はそのガネーシャとともに女性の貧乏神が話の中心に出てきます。



貧乏を好む貧乏神とお笑いの道で成功して稼ぎたい若者、自分の欲望を満たしたいガネーシャとのやり取りの中で、「お金」に関する価値観についても多様性が定義されています。お金を稼げば幸せ？？？お金がなければ不幸？？？


毎日の生活をするうえでお金は必要不可欠であることはみんな納得できると思います。そのため、毎日の生活で「お金」に関する不安が強くなり、お金を優先してしまうあまり自分の夢をあきらめてしまう事も多いと思います。こういった「お金」かかわる問題や不安について別の角度から物事をとらえるきっかけをあたえてくれると思います。



ユーモアがあって楽しみながら読めるうえに、ちょっとした感動もあり、さらに実生活に活かせることのできる価値観も与えてくれるといった2重、3重にも楽しめる本ですね♪

夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神

posted with ヨメレバ

水野敬也 飛鳥新社 2012-12-12

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