『ガラスの脳』

 

リングシリーズを手掛けた監督の作品です。リングシリーズの後にこの作品を見たので、初めはこの映画もリングのような内容かなぁと思っていたのですが、見てみるとファンタジーラブストーリーでした。

 

1人の男の子が入院中の病院でずっと眠ったままの少女に出会うところから物語ははじまります。ずっと目覚めない少女に疑問をもった男の子は、ふと『眠り姫』の本を目にし、その日から毎日少女の病室に行って、そっとキスを繰り返します。時は流れて男の子は高校生になった時、再びあの時の少女に会いに行くことになり、その後、少女は目覚めることになります。その後2人は仲良くなり、そして・・・。

 

ってな感じで物語が進んでいくのですが、ちょっと見ていてこっちが落ち着かなくなるようなピュア(初々しい？)なストーリー&演技です。個人的にはこういう感じの映画は、もぞもぞとこちょばい感じがして落ち着かないのですが、物語の最後はジーンときて見入ってしまいました。

 

この作品はまったく怖くなく、ピュアなラブストーリーを見たい方にはいいと思います。