癒着性関節包炎（肩関節周囲炎もしくは五十肩、凍結肩）[Adhesive capsulitis or frozen shoulder]

 

肩をねじったり、過剰に負担がかかったりすることによって起こる。関節窩上腕関節に起こりやすく自動運動、他動運動を問わずに肩関節に痛みと運動制限がみられる。しばしば下部関節包のひだが影響をうける。その際、肩関節運動の全域に痛みが生じるが特に外転と内旋時に著明である。症状は18カ月続くと言われており、3つの時期に分けられる。

 

初めの6か月・・・痛みが強い時期。運動時に特に著明。

次の6カ月・・・硬直期。痛みは減少するが、運動制限は依然として残存。

最後の6カ月・・・回復期

＜参考＞

 

筋挫傷、肉離れ（筋違い）（Muscle strain）

 

筋肉や腱が損傷し、局限性の痛みを生じる。時に筋線維や筋膜、腱を部分的に断裂することもある。過剰な負荷や過剰なストレッチ、過度の使用、十分なウォームアップなしでのスポーツなどの激しい運動等が原因となって生じる。

 

＜参考＞

 

          

捻挫（Sprain）

 

関節靱帯に不意な外力が加わることで靱帯を損傷した状態。損傷は関節にも及ぶこともあり関節の腫れや強い痛みを生じる。もっとも知られているのが足関節（足首）の捻挫である。足関節捻挫は関節が過剰に捻じれ、足が不安定になった状態にすべての体重がかかることによって生じる。
 

＜参考＞